注目すること

明治初期に皮膚科と泌尿器科は近代医学をドイツに学びました。そのため講座や医学の教育機関も皮膚科泌尿器科として存続していたので、強い結びつきがありました。また外科の一分野として活躍された土肥医師が皮膚科を学ぶため留学されました。その際に泌尿器科にも興味をもたれ、帰国後大変熱心に皮膚科と泌尿器科を診察されていたのも、その理由のひとつだと言えます。 間違った情報として性病が関係しているのではないかと言われています。効果的な抗生物質製剤がなかった当時、世界的に性病として梅毒の流行がありました。梅毒は泌尿器だけでなく皮膚にも異常が見られます。正しい知識を持って、皮膚科のこれからに注目していく必要があります。

そしてこれから皮膚科は美容外科の分野への進出が考えられます。現時点で皮膚科と美容外科が歩み寄る部分が見られます。レーザー治療の発展が皮膚科医の美容外科分野への進出を加速させているようです。明確な区分がこれからますます難しくなっていくかもしれません。しかしこれは患者にとっては、どちらの科でも治療してくれることになるので、期待が膨らみます。 また、皮膚の病気は皮膚のトラブルだけでなく、泌尿器系などの内臓疾患が隠れているケースもあります。にきびなどの皮膚トラブルの専門の医師や、泌尿器系 の内臓疾患などあらゆるケースに対応してくれる医師探しは、これからも必要です。 信頼できる皮膚科医と相談しやすい環境づくりが大事です。